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カスタムHugoショートコード

このページではKubernetesのマークダウンドキュメント内で使用できるHugoショートコードについて説明します。

ショートコードについての詳細はHugoのドキュメントを読んでください。

機能の状態

このサイトのマークダウンページ(.mdファイル)内では、説明されている機能のバージョンや状態を表示するためにショートコードを使用することができます。

機能の状態のデモ

最新のKubernetesバージョンで機能をstableとして表示するためのデモスニペットを次に示します。

{{< feature-state state="stable" >}}

これは次の様に表示されます:

FEATURE STATE: Kubernetes v1.30 [stable]

stateの値として妥当な値は次のいずれかです:

  • alpha
  • beta
  • deprecated
  • stable

機能の状態コード

表示されるKubernetesのバージョンのデフォルトはそのページのデフォルトまたはサイトのデフォルトです。 for_k8s_versionパラメーターを渡すことにより、機能の状態バージョンを変更することができます。 例えば:

{{< feature-state for_k8s_version="v1.10" state="beta" >}}

これは次の様に表示されます:

FEATURE STATE: Kubernetes v1.10 [beta]

用語集

用語集に関連するショートコードとして、glossary_tooltipglossary_definitionの二つがあります。

コンテンツを自動的に更新し、用語集へのリンクを付与する挿入を使用して、用語を参照することができます。 用語がマウスオーバーされると、用語集の内容がツールチップとして表示されます。 また、用語はリンクとして表示されます。

ツールチップの挿入と同様に、用語集の定義も再利用することができます。

用語集の用語データはglossaryディレクトリに、それぞれの用語のファイルとして保存されています。

用語集のデモ

例えば、マークダウン内でツールチップ付きのclusterを表示するには、次の挿入を使用します:

{{< glossary_tooltip text="cluster" term_id="cluster" >}}

用語集の定義はこのようにします:

{{< glossary_definition prepend="A cluster is" term_id="cluster" length="short" >}}

これは次の様に表示されます:

A cluster is コンテナ化されたアプリケーションを実行する、ノードと呼ばれるワーカーマシンの集合です。すべてのクラスターには少なくとも1つのワーカーノードがあります。

完全な用語定義を挿入することもできます:

{{< glossary_definition term_id="cluster" length="all" >}}

これは次の様に表示されます:

コンテナ化されたアプリケーションを実行する、ノードと呼ばれるワーカーマシンの集合です。すべてのクラスターには少なくとも1つのワーカーノードがあります。

ワーカーノードは、アプリケーションのコンポーネントであるPodをホストします。マスターノードは、クラスター内のワーカーノードとPodを管理します。複数のマスターノードを使用して、クラスターにフェイルオーバーと高可用性を提供します。 ワーカーノードは、アプリケーションワークロードのコンポーネントであるPodをホストします。コントロールプレーンは、クラスター内のワーカーノードとPodを管理します。本番環境では、コントロールプレーンは複数のコンピューターを使用し、クラスターは複数のノードを使用し、耐障害性や高可用性を提供します。

APIリファレンスへのリンク

api-referenceショートコードを使用することで、Kubernetes APIリファレンスへのリンクを作成することができます。 例えば、 Podへの参照方法は次の通りです:

{{< api-reference page="workload-resources/pod-v1" >}}

pageパラメーターの値はAPIリファレンスページのURLの末尾です。

anchorパラメーターを指定することでページ内の特定の場所へリンクすることもできます。 例えば、 PodSpecenvironment-variablesへのリンクは次の様に書きます:

{{< api-reference page="workload-resources/pod-v1" anchor="PodSpec" >}}
{{< api-reference page="workload-resources/pod-v1" anchor="environment-variables" >}}

textパラメーターを指定することでリンクテキストを変更することもできます。 例えば、 Environment Variablesへのリンクは次の様に書きます:

{{< api-reference page="workload-resources/pod-v1" anchor="environment-variables" text="Environment Variable" >}}

テーブルキャプション

テーブルキャプションを追加することで、表をスクリーンリーダーにとってよりアクセスしやすいものにする事ができます。 表へキャプションを追加するには、表をtableショートコードで囲い、captionパラメーターにキャプションを指定します。

例えば、次の様に書きます:

{{< table caption="Configuration parameters" >}}
Parameter | Description | Default
:---------|:------------|:-------
`timeout` | The timeout for requests | `30s`
`logLevel` | The log level for log output | `INFO`
{{< /table >}}

これは次の様に表示されます:

Configuration parameters
Parameter Description Default
timeout The timeout for requests 30s
logLevel The log level for log output INFO

この表に対するHTMLを検査すると、次の要素が<table>要素のすぐ次にあるのを見ることができるでしょう:

<caption style="display: none;">Configuration parameters</caption>

タブ

このサイトのマークダウンページ(.mdファイル)内では、あるソリューションに対する複数のフレーバーを表示するためのタブセットを追加することができます。

tabsショートコードはこれらのパラメーターを受けとります:

  • name: タブに表示される名前
  • codelang: 内側のtabショートコードにこれを指定した場合、Hugoはハイライトに使用するコード言語を知ることができます。
  • include: タブ内で挿入するファイル。Hugo leaf bundle内にタブがある場合そのファイル(HugoがサポートしているどのMIMEタイプでも良い)はそのbundle自身によって探されます。 もしそうでない場合、そのコンテントページは現在のページから相対的に探されます。 includeを使う場合、ショートコードの内部コンテンツはなく、自己終了構文を使用する必要があることに注意してください。 例えば、{{< tab name="Content File #1" include="example1" />}}の様にします。 codelangを指定するか、ファイル名から言語が特定される必要があります。 非コンテンツファイルはデフォルトでコードが強調表示されます。
  • もし内部コンテンツがマークダウンの場合、タブの周りに%デリミターを使用する必要があります。 例えば、{{% tab name="Tab 1" %}}This is **markdown**{{% /tab %}}の様にします。
  • タブセット内で、上記で説明したバリエーションを組み合わせることができます。

タブショートコードの例を次に示します。

タブのデモ: コードハイライト

{{< tabs name="tab_with_code" >}}
{{{< tab name="Tab 1" codelang="bash" >}}
echo "これはタブ1です。"
{{< /tab >}}
{{< tab name="Tab 2" codelang="go" >}}
println "これはタブ2です。"
{{< /tab >}}}
{{< /tabs >}}

これは次の様に表示されます:


echo "これはタブ1です。"


println "これはタブ2です。"

タブのデモ: インラインマークダウンとHTML

{{< tabs name="tab_with_md" >}}
{{% tab name="Markdown" %}}
これは**なにがしかのマークダウン**です。
{{< note >}}
ショートコードを含むこともできます。
{{< /note >}}
{{% /tab %}}
{{< tab name="HTML" >}}
<div>
	<h3>プレーンHTML</h3>
	<p>これはなにがしかの<i>プレーン</i>HTMLです。</p>
</div>
{{< /tab >}}
{{< /tabs >}}

これは次の様に表示されます。

これはなにがしかのマークダウンです。

プレーンHTML

これはなにがしかのプレーンHTMLです。

タブのデモ: ファイルの読み込み

{{< tabs name="tab_with_file_include" >}}
{{< tab name="Content File #1" include="example1" />}}
{{< tab name="Content File #2" include="example2" />}}
{{< tab name="JSON File" include="podtemplate" />}}
{{< /tabs >}}

これは次の様に表示されます:

これは挿入leaf bundle内のコンテンツファイルのです。

これは挿入leaf bundle内のコンテンツファイルのもう一つのです

  {
    "apiVersion": "v1",
    "kind": "PodTemplate",
    "metadata": {
      "name": "nginx"
    },
    "template": {
      "metadata": {
        "labels": {
          "name": "nginx"
        },
        "generateName": "nginx-"
      },
      "spec": {
         "containers": [{
           "name": "nginx",
           "image": "dockerfile/nginx",
           "ports": [{"containerPort": 80}]
         }]
      }
    }
  }

サードパーティーコンテンツマーカー

Kubernetesの実行にはサードパーティーのソフトウェアが必要です。 例えば、名前解決を行うためにはクラスターにDNSサーバーを追加する必要があります。

私たちがサードパーティーソフトウェアにリンクするときや言及するときは、コンテンツガイドに従い、サードパーティーのものに印をつけます。

これらのショートコードを使用すると、それらを使用しているドキュメントページに免責事項が追加されます。

リスト

サードパーティーのリストには、

{{% thirdparty-content %}}

をすべてのアイテムを含むセクションのヘッダーのすぐ下に追加します。

アイテム

ほとんどのアイテムがプロジェクト内ソフトウェア(例えばKubernetes自体やDeschedulerコンポーネント)を参照している場合、違う形を使用することができます。

次のショートコードをアイテムの前か、特定のアイテムのヘッダーのすぐ下に追加します:

{{% thirdparty-content single="true" %}}

バージョン文字列

ドキュメント内でバージョン文字列を生成して挿入するために、いくつかのバージョンショートコードから選んで使用することができます。 それぞれのバージョンショートコードはサイトの設定ファイル(hugo.toml)から取得したバージョンパラメーターの値を使用してバージョン文字列を表示します。 最もよく使われる二つのバージョンパラメーターはlatestversionです。

{{< param "version" >}}

{{< param "version" >}}ショートコードはサイトのversionパラメーターに設定されたKubernetesドキュメントの現在のバージョンを生成します。 paramショートコードはサイトパラメーターの名前の一つを受けとり、この場合はversionを渡しています。

これは次の様に表示されます:

v1.30

{{< latest-version >}}

{{< latest-version >}}ショートコードはサイトのlatestパラメーターの値を返します。 サイトのlatestパラメーターは新しいドキュメントのバージョンがリリースされた時に更新されます。 このパラメーターは必ずしもversionの値と一致しません。

これは次の様に表示されます:

v1.30

{{< latest-semver >}}

{{< latest-semver >}}ショートコードはlatestから"v"接頭辞を取り除いた値を生成します。

これは次の様に表示されます。

1.30

{{< version-check >}}

{{< version-check >}}ショートコードはページにmin-kubernetes-server-versionパラメーターがあるかどうか確認し、versionと比較するために使用します。

これは次の様に表示されます:

バージョンを確認するには次のコマンドを実行してください: kubectl version.

{{< latest-release-notes >}}

{{< latest-release-notes >}}ショートコードはlatestからバージョン文字列を生成し、"v"接頭辞を取り除きます。 このショートコードはバージョン文字列に対応したリリースノートCHANGELOGページのURLを表示します。

これは次の様に表示されます:

https://git.k8s.io/kubernetes/CHANGELOG/CHANGELOG-1.30.md

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最終更新 February 08, 2023 at 8:51 PM PST: [ja]Fix invalid Japanese words (6c40749966)